「この先、何十年もこの組織にいるなんて考えられない」
「公務員を辞めて転職すれば、今感じているモヤモヤは解消するのではないか」
「今のご時世、公務員よりも民間に転職した方がいいと思い始めている」
このように考えている公務員の方も多いのではないでしょうか。
かつては僕もそうでした。
しかし、転職は決して魔法のような解決策ではありません。
実際に転職して、「思っていたのと違った」、「やっぱり公務員の方がよかった」と後悔する人も多いのが実状。
本記事では、公務員から転職して後悔した5つの理由を実体験に基づいてお伝えします。
公務員からの転職で後悔しやすいのは、年収・労働条件・組織文化を確認しないまま辞めるケースです。
30代・40代は『辞めたい気持ち』より『転職の軸』で判断すると失敗しにくいです。
あらかじめ、こうしたポイントを抑えておくことで、後悔する転職を回避することができます。
僕自身、新卒から都道府県庁で約15年公務員として働き、民間企業へ転職しました。
正直、転職して「これは想定外だった」「公務員の方がよかったかも…」と感じる場面もあります。
30代〜40代で転職を考えるあなたが、後悔しない選択をするためのヒントになれば幸いです。
なお、公務員から公務員への転職で後悔することについて詳しく知りたい方は、「公務員から公務員の転職で後悔する7つのこと」をご覧ください。
👉公務員から公務員の転職で後悔する7つのこと
後悔しない転職にするには、求人票だけで判断せず、第三者から情報を集めることも大切です。
30代・40代の公務員に合う転職エージェントは、関連記事「公務員におすすめの転職エージェント」で紹介しています。
公務員を辞めて後悔した5つの理由

当然ですが、民間に転職したからといって、すべてがバラ色になるわけではありません。
公務員ならではの「恵まれた環境」に気づかずに転職すると、後悔につながることもあります。
ここでは、筆者の私が公務員を辞めて感じた後悔ポイントを紹介します。
1.社会的信用や知名度の低下
公務員の方はなかなか気づかない、忘れがちかもしれませんが、「公務員」という肩書きは、社会的知名度や信頼性において、とにかくバツグンです。
初対面の人に自身の勤め先を紹介するときには、大概、相手に好印象を与えられます。
思い返すと、僕も結婚前に妻のご両親に挨拶に行った際は、公務員であることで安心感を与えられていたのだと思います。
一方で、転職してからの現職は、公務員に比べたら知名度は高くなく、会社名を出しても相手が知らないケースもよくあります。
ただ、他人からどう思われるか、どう評価されるのかを気にするのは、他人軸での生き方というもの。
「自分がどう生きたいのか」の方が本質的で重要であると僕は考えています。
肩書きに依存しない職業人生を選ぶ覚悟があれば、このギャップも気にならないでしょう。
2.公共性から利益重視の働き方にギャップ
公務員は市民のために働いているという社会的意義や公共性があり、社会貢献度の高い職業です。
一方、民間は「利益」追求が最優先。
そこにギャップを感じて、最初は戸惑うこともありました。
(公務員の仕事も突き詰めれば市民満足の最大化を図るという点で利益追求なのだとは思いますが。)
「仕事内容にあまりやりがいを感じていない」というのが正直なところです。
ただし、これは想定内でした。
というのも、転職活動で定めていた「転職の軸」として「仕事に対するやりがい」は最優先ではなかったからです。
僕にとっては育児と両立できるワークライフバランスを重視していたからです。
そもそも、思い返しても、公務員で2〜3年ごとの異動で関わった様々な仕事のいずれに対してもやりがいを感じていたかというと、そんなこともなかったなと思います。
やりがいを持って取り組めたのは、数えられるくらいの業務でした。
この「仕事へのやりがい」は現職で抱いている課題であり、今後、もしかしたら次への転職、あるいはフリーになる「転職の軸」になりうると感じています。
少なくとも子どもが小さい今は、「自分の仕事は、仕事を終わらせること」をモットーに、効率的に仕事を進め、生産性を高めることを常に意識し、早く帰ることに注力しています。
あなたも、「何を優先するか=転職の軸」を事前に明確にしておくことが、後悔を減らす大切なポイントです。
転職の軸について、詳しくは関連記事「公務員としての働き方に限界を感じたときに考える「転職の軸」」をご覧ください。
👉公務員としての働き方に限界を感じたときに考える「転職の軸」
3.組織風土の違い|年功・上意下達
僕が転職した先は、古い企業あるあるで、「年功序列」や「上司は絶対」という文化が色濃く残る職場でした。
これは公務員のときと同様で、やはり居心地の悪さを感じるところ。
ただし、これから先もずっと勤めるとは限らないので、変に媚びへつらう必要はありません。
淡々としているに限ります。
こうした人たちが、今の職場を支えてきた側面もあるわけで、自分はポッと転職してきて、いずれいなくなってしまうかもしれない人材なので、とやかく言うこともできないかなという心境でいます。
組織風土は、会社ごとのカラーにもよるので、事前の情報収集が肝心です。
面接で感じた雰囲気や口コミなどを通じて、自分が合う文化かどうかを見極めてください。
4.労働条件(休日出勤・通勤時間)の落とし穴
休日出勤による週末の拘束
現職では、週末の休日出勤が月に2、3回。
休日の子どもとの時間を削られることに対して、少なからずストレスを感じています。
と言うのも、市町村などの基礎自治体であると選挙や地域活動にかり出されるので休日出勤も多いと思うのですが、都道府県庁で勤務していた僕は、公務員時代に休日出勤は数える程しかなかったのです。(若手時代にどうしても仕事が終わらず、土日出勤したくらいでした。)
休日出勤があることは入社前の条件提示の際に把握しており、振替休暇も取れるから仕方ないと割り切った点でした。
しかし、実際には、せっかく保育園が休みで休日が重なる貴重な週末を一緒に過ごせないことがあるというのは、思っていた以上にストレスでした。
通勤時間が約2時間
転職直後、最初の勤務地がなんと自宅から片道2時間程。
公務員時代は本庁勤務が長かったこともあり、本部でなく支部に行くことはないであろうと高を括っていたため、完全に盲点でした。
当時はなかなかキツかったですが、通勤中は読書の時間に充てようと前向きに捉えました。
半年後、本部へ移動となったものの、これがずっと続いていたら長時間通勤には耐えられなかったかも知れません。
「土日、祝日に勤務はあるのか?」、「勤務地はどこになるのか?」ということは、事前に必ず確認しておくべきポイントです。
5.収入の減少
公務員から民間企業に転職する少なからずの人が直面する「収入の減少」。
僕自身は年収の下がらない転職先を探していたため、収入の減少はおきませんでした。
(その分、転職先は絞られ、転職自体の難易度が上がりました・・・)
一般論になりますが、30代後半〜40代で転職する場合、年功序列で上がってきた給与水準を維持するのは難しいのが現実です。
公務員の給与は、勤務年数に応じて安定的に上昇していく仕組みです。
一方、民間企業では「成果主義」が基本であり、入社初期は評価を得るまでに時間がかかります。
そのため、転職直後は年収が50万〜100万円ほど下がるケースも少なくありません。
とはいえ、これは「ずっと収入が下がる」という意味ではありません。
実績を積み上げて評価されれば、成果に応じて年収が上がるチャンスも。
数年で年収を取り戻す人も多くいます。
また、民間企業では賞与の支給額が業績に左右されるため、景気の影響を受けやすい点にも注意が必要です。
公務員時代のように「毎年ほぼ決まったボーナスが支給される」とは限りません。
公務員から転職してからの収入や年収アップの方法については、「公務員が民間企業へ転職して年収アップ・維持する5つの秘訣」も合わせてご覧ください。
👉公務員が民間企業へ転職して年収アップ・維持する5つの秘訣
30代・40代で公務員を辞めて後悔しやすい人の特徴

30代・40代で公務員からの転職を考えるときは、20代の転職以上に「勢い」だけで動かないことが大切です。
この年代は年収・家族・住宅ローン・子育てなど、仕事以外に背負っているものが増えているからです。
実際、公務員を辞めたこと自体ではなく、準備不足のまま転職してしまったことを後悔するケースは少なくありません。
ここでは、30代・40代で公務員を辞めて後悔しやすい人の特徴を、元公務員の視点から整理します。
「今の職場がつらい」「このままでいいのか不安」と感じている方ほど、辞める判断の前に一度チェックしてみてください。
1. 今の職場がつらいだけで転職先を決めてしまう人
もっとも後悔しやすいのは、現職への不満だけを理由に転職する人です。
たしかに、公務員の仕事には異動、住民対応、長時間労働、年功序列、人間関係など、しんどさを感じる場面があります。
ただ、「今の職場から逃げたい」という気持ちだけで転職すると、次の職場でも別の不満に直面しやすくなります。
たとえば、
- 公務員の遅い意思決定が嫌で民間に行った
- でも民間ではスピードと成果主義についていけなかった
このように、不満の解消だけを目的にすると、転職後の現実とのギャップで後悔しやすいです。
大切なのは、「何が嫌か」だけでなく、これからどんな働き方をしたいかを明確にすることです。
2. 転職の軸が曖昧なまま退職する人
30代・40代の転職で特に重要なのが、自分の転職の軸です。
たとえば、次のような軸が曖昧なまま転職すると、入社後に「こんなはずじゃなかった」となりやすいです。
- 年収を優先したいのか
- ワークライフバランスを重視したいのか
- やりがいを取りたいのか
- 家族との時間を増やしたいのか
- 将来の市場価値を高めたいのか
30代・40代は、すべてを同時に満たす転職が難しい年代でもあります。
だからこそ、自分にとって何を優先するかを決めておかないと、転職後に必ず迷いが出ます。
「公務員を辞めるのはもったいないのでは」と感じる方は、辞める前に一度、関連記事「公務員を辞めるのはもったいない?」を確認しておくと、自分の考えを整理しやすくなります。
👉公務員を辞めるのはもったいない?
3. 年収・待遇の変化を甘く見ている人
公務員から民間へ転職すると、年収や福利厚生が下がるケースは珍しくありません。
特に30代・40代は、すでに公務員として一定の給与水準や安定を得ている人も多いため、転職後の変化が生活に直結します。
たとえば、
- 基本給は上がったように見えて、手当や退職金制度が弱かった
- 残業代込みでようやく現年収に届く条件だった
- ボーナスや昇給が業績連動で不安定だった
このような違いを見落とすと、転職後に「思ったよりきつい」と感じやすいです。
独身時代なら耐えられた条件でも、30代・40代で家族を持つと話は変わります。
年収の額面だけでなく、手取り・福利厚生・働き方まで含めて比較することが欠かせません。
公務員から転職してからの収入や年収アップの方法については、「公務員が民間企業へ転職して年収アップ・維持する5つの秘訣」も合わせてご覧ください。
👉公務員が民間企業へ転職して年収アップ・維持する5つの秘訣
4. 公務員経験をそのまま評価してもらえると思っている人
公務員として長く働いてきた人ほど、無意識に「これだけ頑張ってきたのだから、転職でも当然評価されるはず」と考えてしまうことがあります。
もちろん、公務員経験には強みがあります。
調整力、継続力、対人対応力、正確性、改善力などは民間でも十分活かせます。
ただし、民間企業ではそれを“相手に伝わる言葉”に変換できるかが重要です。
- どんな業務を担当したか
- どんな工夫をしたか
- どんな成果や改善につながったか
- その経験が応募先でどう活きるか
これを説明できないと、「安定した組織で受け身に働いてきた人」と見られてしまうことがあります。
公務員で実績がないと感じる人は、関連記事「実績がないと悩む公務員事務職向け職務経歴書の書き方」もご覧ください。
👉実績がないと悩む公務員事務職向け職務経歴書の書き方
5. 民間企業の働き方を理想化している人
公務員の働き方につらさを感じていると、民間企業が必要以上によく見えることがあります。
たしかに、民間には
- 成果が評価されやすい
- 異動の幅が広い
- キャリアの自由度が高い
- 副業や柔軟な働き方がしやすい
といった魅力があります。
しかしその一方で、
- 結果を出し続けるプレッシャー
- 組織再編や人員削減のリスク
- 人によって差がつきやすい評価制度
- 即戦力を求められる厳しさ
もあります。
公務員のつらさだけを見て民間を美化すると、転職後に「安定のありがたみをもっと理解しておけばよかった」と後悔しやすいです。
公務員にも民間にも、それぞれのしんどさがあるという前提で考えることが大切です。
6. 家族への説明や合意が不十分な人
30代・40代の転職は、自分一人の問題ではありません。
配偶者や子どもがいる場合、転職は家計や生活リズムに大きく影響します。
そのため、後悔しやすいのは、自分の気持ちだけで転職を進めてしまう人です。
たとえば、
- 年収ダウンをパートナーに十分共有していなかった
- 転職活動の不安や目的を家族に話していなかった
- 入社後の生活イメージをすり合わせていなかった
この状態で転職すると、たとえ自分は納得していても、家庭内で不満が出やすくなります。
後悔しない転職のために必要な準備

僕が伝えたいのは、「転職=すべてが良くなる魔法」ではないということです。
逆に、公務員の良さが見えてくることもあるのです。
では、どうすれば後悔しない転職ができるのか、ここで解説していきます。
1.転職の理由と目的を明確にする
「今の職場が嫌だから」ではなく、
- なぜ転職したいのか?
- どんな働き方を実現したいのか?
を自分の言葉で明確にすることが、後悔を防ぐ第一歩です。
2.自分の「転職の軸」を持つ
- 「なぜ転職したいのか?」を明確にする
- 「どんな働き方を実現したいのか?」を具体化する
- 自分の価値観(お金・やりがい・時間など)を棚卸しする
これらをはっきりさせておけば、「思っていたのと違った…」という後悔はかなり防げます。
詳しくは関連記事「公務員としての働き方に限界を感じたときに考える「転職の軸」」をご覧ください。
👉公務員としての働き方に限界を感じたときに考える「転職の軸」
3.情報収集を怠らない
- 転職エージェントに相談する
- 実際に転職した人の体験談を聞く
- 求人票や企業HPの「裏側」も読み解く
転職活動は“人生の戦略”です。
自分一人だけで判断せず、信頼できる第三者からのアドバイスも大いに活用してください。
特に転職エージェントを有効に活用するのが得策。
転職エージェントの選び方がわからない人は、関連記事「公務員からの転職にオススメの転職エージェント7選」を合わせてご覧ください。
公務員を辞める前に確認すべきチェックリスト

公務員を辞める前に大切なのは、「今の職場がつらいから辞める」だけで判断しないことです。
特に30代・40代は、住宅ローン、教育費、家族の生活リズムなど、転職の影響が自分だけにとどまりません。
後悔を防ぐためにも、退職を決める前に次のポイントを確認しておきましょう。
年収・手取り・賞与・退職金を比較したか
まず確認したいのは、お金の面です。
民間企業へ転職すると、月給だけでなく、賞与、残業代、各種手当、退職金制度が公務員時代と変わります。
求人票に「年収〇〇万円」と書かれていても、実際には固定残業代込みだったり、賞与の割合が大きかったりすることもあります。
特に確認したいのは、以下の項目です。
- 基本給はいくらか
- 賞与は何か月分か
- 残業代は別途支給か、固定残業代込みか
- 住宅手当・扶養手当はあるか
- 退職金制度はあるか
- 手取り額は今よりどれくらい変わるか
公務員は毎月の収入が安定している分、民間企業に移ると収入の変動を感じやすいです。
「年収が少し上がる」だけで判断せず、手取り・賞与・退職金まで含めて比較しておきましょう。
勤務地・休日出勤・残業時間を確認したか
次に確認すべきなのは、働き方です。
公務員時代に残業や休日出勤が多かった人は、「民間に行けば働き方が改善する」と考えがちです。
しかし、民間企業でも業界や職種によっては、残業が多い職場や休日対応が発生する仕事もあります。
- 勤務地はどこか
- 転勤の可能性はあるか
- 平均残業時間はどれくらいか
- 繁忙期はいつか
- 休日出勤や夜間対応はあるか
- リモートワークや時差出勤は可能か
求人票だけでは実態がわかりにくいため、面接や転職エージェント経由で確認することも必要です。
年収が上がっても、通勤時間や残業が大幅に増えると、生活全体の満足度は下がる可能性があります。
家族と生活リズムの変化を話し合ったか
30代・40代の転職では、家族との話し合いも欠かせません。
独身であれば自分の判断で動きやすいですが、配偶者や子どもがいる場合、転職によって生活リズムが変わります。
帰宅時間、休日、家事・育児の分担、収入の変化などは、家族にも影響します。
次のような点は事前に共有しておくとよいです。
- 転職後の帰宅時間はどうなりそうか
- 土日休みは維持できるか
- 収入が一時的に下がっても生活できるか
- 転勤や引っ越しの可能性はあるか
- 家事・育児の分担はどう変わるか
公務員を辞めること自体よりも、「転職後の生活を家族と共有できていなかったこと」が後悔につながるケースもあります。
退職を決める前に、家族にも不安や希望を聞いておくことが大切です。
転職エージェントや転職サイトで市場価値を確認したか
公務員を辞める前に、自分の市場価値を確認しておくことも重要です。
「公務員経験は民間では評価されないのでは」と不安に感じる人もいますが、実際には、総務、法務、企画、調整、予算管理、施設管理、住民対応など、民間でも活かせる経験はあります。
ただし、自分だけで判断すると、強みを過小評価してしまうことがあります。
そのため、転職サイトで求人を検索したり、転職エージェントに相談したりして、どのような企業・職種で可能性があるのか確認しておきましょう。
「今すぐ転職するか」は決めなくて大丈夫です。
まずは、自分の経験が民間でどう見られるのか、どんな求人があるのかを確認してみましょう。
公務員から転職して「よかった」と感じる瞬間はもっと多い

これまで、公務員から転職して後悔した点を解説してきました。
しかし、実際に転職してみると、それを上回る「よかった」と感じることの方が多いのも事実です。
たとえば、ワークライフバランスが大きく改善したことや、副業・スキルアップへのチャレンジができるようになったことなど。
公務員時代には得られなかった自由や成長の機会を実感することが少なくありません。
公務員から転職してよかったことは、関連記事「公務員から転職してよかったこと5選」もあわせてご覧ください。
👉「公務員から転職してよかったこと5選」
公務員を辞めて後悔することでよくある質問
ここでは、公務員を辞めるか迷っている30代・40代の方が感じやすい疑問に答えます。
公務員を辞めなきゃよかったと感じるのはどんな人ですか?
公務員の安定性や福利厚生を、辞めてから強く実感する人です。
特に、転職先の仕事内容・年収・残業時間・休日出勤などを十分に確認せず、「今の職場がつらいから」という理由だけで転職すると後悔しやすくなります。
また、家族との生活リズムや住宅ローン、教育費などを考えずに転職すると、収入面の不安を感じることもあります。
公務員から民間に転職して後悔しないために何を確認すべきですか?
最低限、以下の5つは確認しておきたいところです。
- 年収・手取り・賞与・退職金
- 残業時間・休日出勤・勤務地
- 家族との生活リズムの変化
- 自分の経験が民間でどう評価されるか
- 転職先で長く働けそうか
特に30代・40代は、年収だけでなく「働き方」と「家族への影響」も大切です。条件面だけで判断せず、生活全体で比較することが後悔を防ぐポイントです。
公務員を退職して後悔する一番の理由は何ですか?
一番多いのは、転職後に「思っていた働き方と違った」と感じることです。
たとえば、年収は上がっても残業が増えたり、裁量があると思っていたら成果へのプレッシャーが強かったりするケースがあります。
公務員と民間では、評価のされ方や仕事の進め方が大きく違います。転職前に良い面だけでなく、厳しい面も確認しておくことが大切です。
40代公務員でも民間転職は遅くないですか?
遅すぎるわけではありません。
ただし、20代・30代前半のように「未経験でもポテンシャルで採用」という転職は難しくなります。
40代の場合は、総務・人事・法務・施設管理・公共系企業・教育業界など、これまでの経験を活かせる分野に絞ることが重要です。勢いで辞めるのではなく、在職中に求人を確認しながら慎重に進めましょう。
ミドルの転職で不安を感じている方は、関連記事「40代で公務員からの転職は厳しい?」もご覧ください。
👉「40代で公務員からの転職は厳しい?」
転職するか迷っている段階で転職エージェントに相談してもよいですか?
相談して大丈夫です。
むしろ、転職するか決めていない段階だからこそ、自分の市場価値や求人の選択肢を確認しておく意味があります。
ただし、転職エージェントは転職を前提に話が進みやすい場合もあります。流されないためにも、「今すぐ転職するかは未定」「条件が合えば検討したい」と最初に伝えておくと安心です。
30代・40代の公務員に合う転職エージェントは、関連記事「公務員におすすめの転職エージェント」で紹介しています。
まとめ|公務員を辞めて後悔しないために、転職前の確認が大切
公務員を辞めて後悔する理由は、年収の変化、労働条件、組織文化、社会的信用、仕事への価値観のギャップなど、転職前には見えにくい部分にあります。
特に30代・40代は、家族、住宅ローン、教育費、将来の働き方なども関わってくるため、「今の職場がつらいから辞める」だけで判断すると後悔しやすくなります。
大切なのは、公務員を辞めるかどうかではなく、自分が何を優先して働きたいのかを明確にすることです。
年収を重視するのか、ワークライフバランスを重視するのか、やりがいや自由度を大切にするのか。
転職の軸がはっきりしていれば、多少のギャップがあっても納得して前に進みやすくなります。
まずは在職中に求人を見たり、転職エージェントに相談したりしながら、自分の市場価値と選択肢を確認するところから始めてみてください
「今すぐ転職するか」は決めなくて大丈夫です。
まずは、自分の経験が民間でどう見られるのか、どんな求人があるのかを確認してみましょう。


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